1歳からできるお手伝いの内容
子供がお手伝いをするのって、大事なことだと思います。
自分で身の回りのことができる様になるとか、生活力の問題ではなくて、
お手伝いをした時に親が喜ぶとか、助けになってると実感できるなど、心に影響しているのではと感じます。
それに、手先を使うのは発達を促しますしいいですよね。
私は、小学生の時に母より早く起きて、先に朝ごはんの支度を始めるのが好きでした。
毎朝褒めてもらえるのが嬉しかったです。
そして、自分が作ったご飯を家族が食べることで、役に立っていると実感していました。
我が家で子供にやってもらったお手伝いについてご紹介します。
1. お手伝いの内容
1歳の頃から成長に合わせて、できる事より少しだけ難しい事に挑戦してもらっています。
- 買い物後の食材の片付け
- 冷蔵庫から食材を出す
- 野菜の皮むき
- 食材を洗う
- 混ぜる
- 卵を割る
- 電子レンジに入れる
- 料理や食器をテーブルに運ぶ
- 食器を片付ける
- 食器を洗う
- 自分の服を洗濯かごに入れる
- 自分で服を用意する
- 掃除機をかける
- ホコリ取りをする
- 落書き消しをする
2. 声かけ
私から「これやって」と言わず、興味を持った流れで手伝ってもらっています。
例えば、私が料理をしていて玉ねぎを冷蔵庫から出した時、「それ何?」と聞かれたので、「玉ねぎだよ。皮がついてるんだ。剥いてみる?」といった感じです。
やる気になって皮を剥いてくれたら、助かった事を伝えます。
その時、最後までやらなくても無理にやらせていません。
「やる気になった」だけで素晴らしいと思います!
3. 子供の様子
料理関係のお手伝いが多いのですが、野菜や果物を触りながら名前を覚えたり、匂いを嗅いでみたり、感触を確かめたりしています。そして、皮をむくと中の色が違ったり種があるのを見てわーっと驚きます。
これ、すごくないですか?
五感フル稼働です!
そして、いろんなことを感じながら作業に集中している場面も多いです。
集中して何かをする時間。。。素敵ですね。
でも、1歳だと集中できる時間は長くはないですよ。1分から2分くらいです。
4. 2歳、3歳になった時
出来ることが増えてきて、自信がついてきます。
2歳半になると、ホットケーキを一人で作れる様になりました。(焼くまでの工程です)
だから、朝ホットケーキにしようと言うと、全部自分で用意してくれるので、私は焼くだけです。
とーっても助かります。
あ、でも自分で用意できる様に整えておくのは私がやりましたよ。
例えば、牛乳を計ってカップに入れておくなどです。
「何かお手伝いある?」と聞きにきてくれる様になりました。
この流れで、少しずつ難易度を上げていろんなことを手伝ってもらおうと計画中です。
5. 効果
私が子供と接していて、こんな効果が期待できるのではないかと思っています。
- 自信がつく
- 手先が器用になる
- 五感を刺激できる
- 親に認めてもらえたと分かる
- 必要とされていると思える
- 何をやればいいのか、自分で考える力がつく
6. 気をつける事
2歳くらいまででしょうか。まだ、自分のやりたい事が思う様にできないとか、言葉にできない時期ってありますよね。
その頃は、子供にとってはお手伝いでも、親にとってはただのイタズラに見える時があります。
やめて!と言いたくなることでも、子供が何をしようとしているのか様子を見てみてください。
健気に、親に協力しようとしてくれている姿が隠れていたりするのです!
我が家の場合、子供が1歳の頃に私が掃除機をかけていました。
すると、使い終わった埃だらけのクイックルワイパーで壁をゴシゴシこすっていたのです。
思わず「これ、使わないでね」と言って奪い取ってしまいました。
でも、子供の悲しそうな表情を見て、ハッとしました。
一緒に掃除をしてくれていたのです。
7. まとめ
これをやってもらおうと思っても、なかなか思う様に誘導できない時も多いです。
でも、子供がちょっとした好奇心や興味を持ってくれた時に、サラッと提案してみると結構上手くいきますよ。
お手伝いを自分から喜んで、楽しんでやってくれるといいですね!